「イテテテ・・・」
いつもとは違った、お腹の張りに目を覚まし、時計を見ると、午前3時半。 「あれ、いよいよかな?やっぱり今日なの…?」 ちらちらと、だけど、ずいぶん前からお腹の子が生まれて来るのはいつだろう?と意識を向けるたびに、「12月1日」というキーワードが頭に浮かんでた。 それにしても。。。 赤ちゃんってすごい。宇宙のタイミングってすごい。私のタイミングとピッタリど真ん中だわ! だって、何しろ今回の妊婦期間はあれこれと忙しく、昨日の時点で、ようやく家の片付けを終え、赤ちゃんを迎える準備が整い、久しぶりにまるっと1日パパも休みとなって、家族でゆっくり過ごせたんだもん。それこそ、やっとほっとひと息付けた感じ。 おまけに、パパがいてくれたおかげで、一人でゆっくり時間をかけて散歩もできたし、いつもお守り頂いているお宮さんにまでご挨拶できた。(もちろん、お腹の子の安産も祈願もね) さらには、夜はいつもより早く子供達が寝静まってくれたおかげで、自分の時間が突然出来、 「やっと自分の身体を整える時が来た!」 とばかりに、自分自身にクレイセラピーとアイロン温熱療法を施し、身体の最終仕上げ☆ レッドクレイを仙骨に湿布して骨盤周りの調整をし、そのままお風呂へ。湯船にもクレイを入れてお腹の子に歌を歌いながらゆっくり温まり…。お布団へ入る直前に、気になる経絡を中心にアイロンの温熱をゆっくり浸透させて…。 「はぁ〜、やっぱりクレイ最高!温熱で完全に調整完了だわ〜♡」と、完璧やな満足しきって、眠りについたのが昨日の夜。 以前よりお腹の子には「家族みんなが揃ってる時に出て来てね」とお願いしていた。 それに、「あなたがばっちりなタイミングで出ておいで」と。 家も整い、身体もばっちり整い、パパがお休みとなり、家族も見事に揃ったこの日に、どうやらお腹の子は出てくるみたい?! とはいえ、まだ眠い〜ので、布団の中でうつらうつらしながら、とりあえず収縮の波がやってくる間隔を測ることに。 調べてみたら、等しく10分間隔。 うーん、どうしよう起きなきゃかなぁ…と思いながらも、そのままうっかり寝てしまい、目が覚めのたは1時間後。 はたと気付けば、あらら、ズボンが濡れている⁇ 「もしや、破水?!」 異変に気付いたパパが起きてきた。 パパ「どうした?」 私「ん、来ちゃうかも」 パパ「ゆりかごに電話した方がいいんじゃない?」 私「だね」 早速、助産師の赤塚さんに電話すると、「松野さんはお産までが早いからすぐに来た方がいい」と言われ、バタバタと準備をし、子供達を起こして、愛車ディスカバリー号に乗って、いざゆりかご助産院へ。 到着したのは、午前6時半。 でも、この時点でも収縮の強さはそんなに変わらず、生理痛程度。間隔も10分おき。 それでも、産み場所であるゆりかごまで無事に着くことが出来ただけで、まずは、ひと安心。 あとは焦ることなく、ただただ出て来るのを待つだけだ。 まるでゆりかごのようなあたたかいお部屋で、家族とともにこれから生まれて来る新しい命を待つ。 まるで宇宙遊泳でもしているような、不思議と心地良い宙ぶらりんな時間。 上の2人のお姉ちゃんは、日常から非日常への移動で、ちょっぴりテンションも高め・・・ 本当は一人で静かに産み落としたい気持ちもあったけれど、たぶん今回はこれがベストな形なのだろうね。
by enjoycafeohana
| 2014-12-27 18:02
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