整体の技術の中で、一番苦手なのは、椎骨(背骨)を数えることだった。
頸骨から仙骨までをなぞって、数を数えて行くのだが、いくらなぞってみても、数えることができない。 いつしか、数えることをあきらめ、ただ何となく、異常感があるところだけを覚えるようにした。 ところが、前々回の整體術講座中に、椎骨によってカラダのどこにどんな影響が出ているのかを読むことを教わってから、俄然、椎骨数えが楽しくなった。 背骨は、カラダの基幹となる場所で、いわばエネルギーのセンターと言える。言いかえれば、背骨が整ってさえいれば、人は健康でいられるのだ。と思う。 確かに、瞑想中に一番の難関だったのは、背骨だった。上から下へ、下から上へと、 意識を動かして行く時に、必ずどこかでつかえる場所がある。そこが、今思えば、椎骨の中で異常(歪み)のある箇所だったのだろう。 それはさておき、カラダの部位や働きに対応していることが背骨の面白いところ。 今、一番気になるのは、放射能の影響だ。 背骨は、これらの化学物質もきちんと感知し、教えてくれる。 合宿から帰ってから、家族の背骨を観てみると、あらまあびっくり。しっかりとその刻印が記されている。被爆である。 講座に行く前は、そこには異常感は無かったから、きっと留守中にいけないものを食べちゃったんだね。 幼稚園の夏祭りや子供会のBBQ… 本当は食べて欲しくない袋菓子やどこの産地のものか分からない野菜やお肉。 これまでは、地域から孤立したくないし、口うるさく思われても困る…というどうしようもない自分のエゴで、あえて何も言わないようにしていたけれど(幼稚園には、何度も提言しているけれど)、やっぱりきちんと声を出していかないと、子供は守れない。 自分の子供だけでなく、よその子も、一緒。親が無知なだけで、子供はどんどん被爆の影響を受けてしまう。 今、スーパーでは食材を買うのがとても難しい。とりわけお肉や魚は単に国産としか表示されておらず、もしも、汚染されているものだったら・・・と思うと、恐ろしくてレジにも持っていけない。 でも、右を見ても左を見ても、カゴには添加物どっさりなレトルト食品やお刺身やお肉がいっぱいに入っていたりして、食に貪欲な人は多いけれど、食品に関する安全性に意識を向ける人は少ないのだろうなと、日本の縮図を見ている気になる。 原発の問題とまったく一緒だよね。 みんな知らされていないから、知らない。 でも、知ろうとさえすれば、そんな情報はいくらでも転がっている。 子供のカラダを見て、せめて身近な人にだけでも、自分の考えや思いをきちんと伝えて行かなくてはいけないと、想いを新たにした次第である。
by enjoycafeohana
| 2013-07-31 08:44
| 整体
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