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充電。

風邪っぴきの1週間。

ようやく楽に動けるようになって、げんたとふたり、散歩。
のつもりが、家の横に置いてあるトランポリンにごろりん。

目の前はこんな風景。
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うわー最高じゃん。思わず声に出る。新緑が眩しい。

目の前にある風景がこれならば、ことさらどこかに出かけなくてもいいやって気になっちゃう。風邪でいろんな用事が流れたけれど。



今はまさしく、充電期。
外側よりも内側に意識が向かっている。

誰かとぺちゃくちゃお喋りするよりは、ゆっくり静かに内側にいる自分と対話する時間を持ちたい。どこかに忙しく出かけるよりは、私の中心から生まれ出た小さな宇宙、小さな人と、目を合わせ笑い合いたい。


そんなことを思いながら過ごしていたら。


山暮らしの達人や先輩から素敵な届け物。
漁れたての天然ウナギ、採りたての山菜、自然の恵みがぎっしりつまった手作りの炊き込み御飯のもと、などなど。


風邪をひいてから、満足に食べられなかったり手の込んだ料理が作れなかったので、これらの贈り物がどんなにうれしかったことか!



志しを同じくする人や大切な友人は、ことさら顔を合わせなくとも、どこかで心が通い合っている。不思議に絶妙なタイミングで、欲しかったものや食べたかったものがやってくると、なんで分かったの?!やっぱり繋がってるねと思わずにいられない。


宇宙はいろんな方法で想いを叶えてくれるから、すごいや。


そういえば、宇宙って、実は、自分の内側にあるんだよね。

「人生で唯一意味のある旅は、内面への旅である。」
と言ったのは、ヘッセだったっけ?ゲーテ?


自分の内側にある宇宙と深くしっかり繋がることで、私はより私らしく生きられるってこと、ひさしぶりに思い出した。しばらくは内面への旅がてら、お家でゆっくりモードを楽しもうと思う。


そしたら、内側から
言葉も少しずつ生まれてくるかな?
生まれるといいな。

by enjoycafeohana | 2015-04-28 23:01 | ひとりごと。

あなたが生まれて。

あなたがうまれて
わたしがうまれた

お腹が大きくなるごとに
わたしはわたしを思い出していった

すっかり忘れていた、本当のわたしを

あなたがうまれて
わたしがうまれた

あなたを生んだのは、わたしだけれど
新しいわたしを生んだのは、まぎれもないあなた

by enjoycafeohana | 2015-04-23 22:02 | ひとりごと。

本を読んでいる。

本を読んでいる。
ただの活字だけの本。

本を読んでいる時間が、とても楽しい。


本を読めている自分が、すこぶる嬉しい。



私は本を読むのが好きだった。
正確には、活字を追うことが。



私にとって読書は、言葉拾いの感覚。
旅に出かけて、思いがけない風景や掘り出し物に出合うような。


その感動が好きだった。



でも、その感動も長い間、忘れてた。



結婚して店を持ってからは、店に必要なもの、あるいは何か料理やお菓子のヒントになるようなものばかり買っては読んでいたので、料理本が大半だった。あとは、自然療法系。
目の前にある生活に必要なものばかりで(あ、なるほどだから実用書って言うのね)、純粋に自分を喜ばせるものとして本を買うことはなかった。


だから、本屋に立ち寄り、純粋に自分が読みたいと思うものを探し、それを手に取ったのは、おそらく10年ぶりのこと。


その間、私は長い長い旅に出ていたんだな。


長い長い旅だった。。。




長い長い旅に出て、本当の自分を忘れてた。



良かった。思い出せて。


そして、お店を卒業したことも。

by enjoycafeohana | 2015-04-19 04:11 | ひとりごと。

恵み。

家の裏でちょうど良い頃合いの花わさびを収穫。


花わさびは春を訪れを告げる食材の中でもとりわけ好きなもののひとつ。

わさび特有の鼻に突き抜ける爽快な辛みと、独特の苦味やシャキシャキとした歯ごたえが特徴で、これにさっとお湯を回しかけ、しょうゆ漬けにしていただくのが至極幸せ。

花わさび、葉わさびは清流の流れる土地にしか自生しない貴重な山菜。毎年、この味をいただくたびに、この土地の豊かさ、その恵みに、改めて感謝の念が湧いて来る。



恵みといえば、人の優しさや温かさに触れる機会が多いのも田舎暮らしの幸せのひとつ。


今年の冬は雪が多かったため、近所の方々が「大丈夫か?」「食べ物は足りている?」と野菜やお米を置いて行ってくれた。また、何度か夫の手を介して鹿肉も届けられた。


有難い。


雪深いこの地で、小さな生まれたばかりの命を育むのは初めてのこと。

植物性の蛋白質だけでは授乳中の私には、この冬の寒さはさすがに身にこたえ、頂き物の鹿肉には大変助けられた。


揖斐や根尾の山で獲れた天然の鹿肉は癖がなく淡白で、極上の美味しさ。野生動物の息遣いを身近に感じ自然の中で生きる、山暮らしならではの味と言える。

この味はきっと街に暮らしていては味わえなかっただろう。本物の生き物の味。

私は鹿肉を食べるたびに、なぜか自分を、あるいは神様の命を頂いているような神妙な気持ちになる。


これこそ自然の恵みだからだろうか。命そのものを頂いているからだろうか。

目の前にあるそれは、あまりにも自然であり、命そのものなので、「決して粗末にしてはならない」という敬虔な気持ちが自ずと湧いてくる。

噛むごとにその背後にある大きな自然をいつもありありと感じるからだろう。





それにしても・・・。



命をいただくって、すごいことだ。
これが、私の血となり肉となり、活力となる。



自然の連なりの中で暮らす私も、自然の一部であり、自然そのものである。
大いなる自然の恵みと人の優しさのおかげで、今日も我が子に滋養に満ちた母乳を与えることができる。ありがたき幸せ。



いつまでもこの美しい自然が守られますように…。




人生は豊かさそのもの。



感謝。

by enjoycafeohana | 2015-04-04 07:30