実家から帰って参りました。
震災後、初の里帰り。 福島から200キロは離れているものの、 ちょうど狭山茶の放射能汚染が発覚した後だったので、 関東に帰るのをずいぶん悩みました。 ほんの2泊3日の短い日程でしたが、横浜と東京をクルージングし、 何ら変わっていない日常的な風景に、安堵とも不安ともつかぬ不思議な感覚を覚えました。 埼玉に帰るのは1年半ぶりでしたが、いつも帰るたびに思うのは、 自然がどんどんなくなってしまっているなあ・・・ということ。 気付けば、ザリガニ釣りをした沼も、レンゲ摘みをした田畑も、 クワガタをとりに行ったあの森も、今やその姿はありません。 木々という木々は切り倒され、田畑という田畑はアスファルトへと変わり、 代わりに道路や工場となっています。 思い出の場所が、ひとつも残されていないことに憤りを覚えるとともに、 いつまで人間はこんなことを繰り返すのだろう?と思うと、悲しくなります。 今回も、唯一残されていた緑が、道路の拡張のために犠牲となっていくのを目の当たりにし、 本当に泣けて来ました。昔の日本人だったら、きっとこんなことはしなかったはず。 もし木を切るにしても、きちんと祈りを捧げてから切っていたんじゃないかな? いつから日本人は日本人の心を失ってしまったのだろう? 万物に生命は宿るということを忘れてしまったのかな? 自然がなければ生きられないってこと、忘れちゃったの? 便利さやお金のために、自然を犠牲にしていいなんて、あり得ない。 そりゃあ、神様だって、悲しむよ。地球だって。 これだけ大きな災害が立て続けに起きて来ているんだから、 人間はもっと謙虚に自然の声に耳を傾けないといけないよね。 いきなりバッサリと伐られた木、<どうしてこんな風に伐られたのか分からない>って混乱してた。 娘のシーラは<どうしてこんなことするの?>って怒ってた。 <ママ、あの木、泣いてるよ>って、そばに行って、ずっと慰めてた。 小さな子供だって分かるのに、どうして大人はこんなにもむごいこと平気で出来るのかな? 感受性、養わないとね。子供を見習って。 地球の表面をもうアスファルトで塗り固めるのも、やめて欲しいな。 地球だって呼吸してるのに、まるで息ができないよ。 それに、人間は土を踏まないと神に触れることが出来ない。 土は神様そのものだよ。 :木花咲耶姫様からのメッセージ: 人は文明の発達に伴いて多くの過ちを犯さん。 天地自然全てが調和してこそ、この世は良きにはからわるる。 なれど、人は地をアスファルト・コンクリートで固め覆わんとす。 地は息できず循環滞るばかりなり。 固められし地の上で生活せば地の気得られず、病を得ん。 宇宙の理に沿わぬ生活は体内循環を乱し、心身に悪影響ありなん。 先人達の賢き智恵に学び、人は元ある姿に戻らねばならぬ。 文明の発達は悪しきにあらず。なれど理に適わぬ発達は止める勇気も必要ならん。 先人の宇宙循環に沿いたる生活は緩やか・穏やかなものなり。 そに目を向け少しにても取り戻さば、その優雅さに気づかされようぞ。 http://696.kibanamano.net/archives/cat_50049981.html?p=2 何はともあれ、まずは自分が心の浄化をしていかないといけないね。 ひとりひとりが気づいて、心を正していくことで、きっと目に見える世界が変わってくる。 だから、まずは、自分から。 自分から、変わらないとね。反省。ごめんなさない。許して下さい。愛しています。ありがとう。
by enjoycafeohana
| 2011-09-14 00:29
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